英語学習において、スピーキングとリスニングの練習は欠かせません。
しかし、独学でこれらのスキルを磨くのは難しいと感じることもあります。
そこで、ChatGPTを活用することで、効率的にスピーキングとリスニングの練習が可能です。
以下では、その具体的な方法をご紹介します。
ChatGPTに関する記事はこちら!
スピーキングのお題を出してもらう
プロンプト例
「英語のスピーキング練習用の面白いテーマをいくつか教えてください」

ChatGPTにスピーキング練習のトピックをリクエストすると、様々なシチュエーションやテーマが提案されます。たとえば、
- 最近の休日の過ごし方について話してください。
- あなたの好きな料理を説明してください。
提案されたお題に対してすぐに答える練習を繰り返すことで、瞬発力や応用力が養われます。
スピーチの原稿のドラフトを作ってもらう
プロンプト例
「転職面接用の自己紹介英文スピーチを作成してください。」


転職やプレゼンテーションなど、特定の目的に合わせたスピーチを作成したい場合も、ChatGPTがサポートしてくれます。たとえば、自己紹介スピーチを依頼すると、
- 職務経験
- 得意分野
- 将来のビジョン
といった要素を含んだ原稿をドラフトしてくれます。
さらに、自分の状況や加えたいポイントを伝えることで、より自分に合った内容に仕上げることが可能です。
スピーチ原稿を添削してもらう
プロンプト例
「以下のスピーチ原稿を改善してください。」
*聞き手が共感しやすい表現を加えてください。
*日本を代表する広報担当者として説得力を持たせてください。
(英文を貼り付け)


作成したスピーチ原稿をChatGPTに添削してもらうことで、内容の改善点や言葉遣いの修正ができます。
さらに、特定のニュアンスやトーンを求める場合は、具体的な指示を追加することで、より効果的なフィードバックを得ることができます。
プレゼンの質疑応答の練習をする
プロンプト例
「私は英語のプレゼンの質疑応答の練習がしたいです。
私がプレゼンする内容は以下です。この内容に関連して、質問を4つしてください。
メインテーマ: 新しいマーケティング施策の提案
リスナー: マーケティング部署の同僚
内容:
現状の課題として、SNSと動画活用の不足を指摘
解決策として、インフルエンサーとの連携を提案]


質疑応答はプレゼンで避けて通れない部分です。
ChatGPTに質問を生成してもらい、それに答える練習を繰り返すことで、より実践的な対応力を磨けます。
ChatGPT+ElevenLabsでリスニング練習
- ChatGPTで英語のスクリプトを作成する
ChatGPTに、リスニング練習用の英語スクリプトを依頼します。たとえば、- 職場での会話シナリオ
- 日常的な買い物シーンの会話
- ElevenLabs(音声合成AIツール)で音声を聞く
作成したスクリプトをElevenLabsに入力すると、自然な音声で再生されます。
有料プランを利用すると、自分の声に近い音声で話してもらうことも可能です。
ElevenLabsって?
最先端のAI技術を駆使して、自然でリアルな音声を生成する無料サービスです。
ユーザーは、テキストを入力するだけで、まるで人間が話しているかのような音声を簡単に作成できます。
以下は、ElevenLabsのトップ画面です。

テキストを入力したら、画面右下の再生ボタンをクリックします。

ちなみに再生時の”声”を変えることができます。
デフォルトは”BRIAN”ですが、ALICEなど他の人の声で読み上げてもらうことも可能です。

Googleアカウントなどでログインできるようにすると、音声以外にも細かくカスタマイズできます。
また、画面右下の”ダウンロード”ボタンを押すと、音声ファイルとして保存でき、繰り返し聞くことができます。
これにより、リスニングスキルを効率的に向上させることができます。

ChatGPTは、スピーキングとリスニングの両方を効率よく練習するための強力なツールです。ぜひ活用して、英語スキルをさらに向上させてください!



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